山北で対向普通列車と行き違いをして発車します。 ここから足柄までトンネル、橋りょうの続く山岳区間となります。 ほとんどのトンネルで複線だった当時の放棄されたトンネルを見ることができます。 また橋梁も複線だったころの面影が残る物もあります。 山北の谷峨側は桜並木の掘割で有名ですが、まだ冬枯れの木立で寂しげでした。 駿河小山を出発した列車は一時ですが、富士山が前面に大きく見えます。 足柄を後にしばらく木立の中を進み、右カーブで前面が開ければ富士山が顔を出します。さらに右カーブすると正面に富士山の雄大な姿を望めます。ここは富士山を背景にした撮影地で知られている場所です。 左にカーブすれば程なく御殿場に到着です。すぐに対向普通列車が入線してきます。
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