到着したばかりの寝台特急北陸が留置線に停まっているのを横目に、列車は金沢を後にします。 松任では留置線に485系とすれ違います。 高架になった小松の先では683系3両編成がすれ違いますが「おはようエクスプレス」のようです。 かつて寺井では北陸鉄道能美線、小松では北陸鉄道小松線が接続していました。 小松駅出発直後の左高架下には尾小屋鉄道(軽便鉄道)の新小松駅が1977年までありました。 さらに北陸鉄道加南線が粟津、動橋、大聖寺で接続していたのですが1970年代前半には全廃されています。 小松を発車し、かつては特急停車駅だった、粟津や動橋を通過し、しばらく走ると加賀温泉に到着します。 加賀温泉は、隣接する、粟津・動橋や大聖寺など、有名温泉の最寄駅が短い間隔で存在したため、小駅だった作見を加賀温泉という駅名に改称した上で特急停車駅を集約させたという経緯の駅です。 そのため、加賀温泉という温泉があるわけではありません。
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